リラ・クラニオフェイシャルの特徴

日本頭蓋顎顔面外科専門医と日本矯正歯科専門医機構専門医が担当します

専門医集団が的確に診断します

治療を担当するのは,日本専門医機構形成外科領域専門医/日本頭蓋顎顔面外科専門医と日本矯正歯科専門医機構専門医です.まず、それぞれが専門の立場からみなさまの状態を診断します.その後は同じテーブルについて、機能・審美の点から最もよい結果となる治療方針についてディスカッションします.担当医は長年、連携して治療を行ってきておりますので、方針が途中で変更されるようなことはありません。またみなさまにとっても、1カ所の医療機関で各専門医のチェックを受けることができますので、安心しておかかりいただけます。

健康的でうつくしい顔は,たんなる美しいパーツの寄せ集めではありません.「ある程度」整ったパーツが,その方の個性にあった調和で顔におさまると,自然で健康的な美しい顔になります.

顔のトータルバランスを整えます

顔はひとりひとりで大きく異なり,それぞれがあるバランスで調和が保たれています.
このため手術を行う際には,目や鼻,くちもと,輪郭など,顔のすべてのパーツのバランスを見ることのできる感覚が求められます.このため,顔面全体にわたる複雑な先天異常や輪郭,鼻の美容外科症例を数多く手がけた医師による正確な診断と手術計画が,よい結果を得るために必要となるのです.

上顎、下顎の骨切り術でもっとも大事なことは,骨をどのように移動させると,唇からオトガイにかけての自然で美しいラインが得られるのかを予測することです.このためには、美容的なセンスと数多くの経験が必要なのです.

きれいなスマイル・アークを作ります

セファログラムというX線写真による解析も行いますが,顔の骨の評価だけでよいバランスを得ることは簡単ではありません.よい側貌(プロファイル)は,口もとだけでなく鼻からおとがいまでの一連のライン(e-line、Eラインなど)で形成されていますので,かみ合わせの治療においては口もとだけでなく側貌全体を診断して,計画を立てる必要があります.

マスクをすると ,顔がわかりにくくなります.つまり顔の印象の半分以上は,鼻とくちもとに存在しているのです.鼻とくちもとのバランスは,横顔だけでなく正面の印象をきめる大切な要素です

鼻と口もとはワンセットで計画します

正面ではわかりにくい「顔の奥行き」を意識した手術計画が,顔の手術の場合にはとても重要になります.このため外科医は,セファログラム分析,画像によるシミュレーションなど,形成外科・美容外科、顎顔面外科の知識と経験が求められます..

このサージャリーファースト・アプローチでは、まず手術を行い上下の顎の関係をよい状態にしたのち、矯正を行いかみ合わせを整えます。このためSFOAでは、まず見た目の印象が最初に改善されます。また顎位が良好になり咬合力が正常に近づくため、術後の矯正期間がこれまでの約1/2に短縮されます。ほとんどの方は、1年以内にすべての治療が終了できます。

10年以上のサージェリーファーストへの取り組み

これまでかみ合わせの手術では,1〜2年間の「手術前」矯正が必要でした.しかもこの長い矯正中に,だんだんとかみ合わせが悪化していくため食事も取りづらく,見た目も悪くなります.これは治療を受ける方にとって,たいへんな苦痛でした.この問題を解決したのがサージャリー・ファースト・アプローチ(Surgery First Orthognathic Approach: SFA)とよばれる方法です.SFA については、 こちらもご参照ください

裏側矯正,インビザラインでも,かみ合わせの手術は可能です.

裏側矯正のままで手術が可能です

せっかく裏側の矯正装置をつけて術前矯正をしていても,手術の時に表に付け直しては裏側で行ってきた意味がありません。.仮に2-3週間だとしても,仕事などに大きく影響します.リラでは,裏側の矯正装置のままで顎変形症手術を行うことができますので,舌側矯正のメリットを損なうことがありません.もちろんインビザラインでも大丈夫です.

手術を安全に行うための設備をご紹介します

骨切りインスツルメントはストライカー社の最新のものを採用しています

縫合用の糸は安全性の確立した高品質のエチコン社のものを採用しています

コーンビームCT撮影とシミュレーションによる手術計画を行い精度の高い治療結果を目指しています

充実したモニター設備により安全な術中・術後管理を行っています

生体に埋入するプレートは安全性と固定性が担保された厚労省認可のデピューシンセス社のものを採用しています

強固なプレート固定法を採用し負担の少ない術後ケアを実践しています