内視鏡前額リフト・眉毛挙上・フェイスリフト
ご相談の内容をお聞きする
重い上瞼を治したい,頬のたるみを改善したいとの主訴でご来院されました.

お顔全体のプロポーションについては,大きな問題はありません.
今回はフェイスリフトの手術と同時に 行うことといたしました.

手術計画を立てる
内視鏡補助下による眉毛挙上,およびフェイスリフトを行う予定と致しました.

手術のリスクとしては,キズ跡の赤み,硬さ,肥厚性瘢痕,脱毛,知覚障害などがあります.
手術記録
麻酔方法:静脈麻酔
手術時間:238分
出血量:20 ml.


術後3ヶ月目の検診
創部の引きつれの回復状況,左右非対称,キズの赤み,神経の回復状況などをチェックします.

眉毛下垂と 眉間のしわが改善され バランスがよくなっています.
知覚麻痺もほぼ回復しています.

眉毛挙上と上眼瞼のたるみの改善により 若々しい印象になりました.

頭髪内のキズは ほとんどわかりません.

まとめ
- 眉毛下垂,頬たるみ症例の診断 手術計画 術後経過をまとめました.
- 正確な診断と専門の外科医による手術でリスクは最小限に抑えることができます.
費用
内視鏡前額リフト,フェイスリフト,静脈麻酔,検査 合計 ¥1450,000 (目隠しモニター価格)
リスク・副作用
• 腫れ・あおあざ:手術後しばらく強く出ますが,時間とともに落ち着きます.
• 痛み・しびれ:手術した部分やくちびる・あごなどに一時的に出ます.長く残ることもあります.
• きずあと:外から切る場合はうすい跡が残ることがあります.
• 左右差や形の不満:希望どおりの形にならないことがあります.
• 感染(ばい菌が入ること):赤み・腫れ・膿が出ることがあり,治療や再手術が必要になる場合があります.
• 出血・血がたまる:まれに大きな血のかたまりができることがあります.
• 神経の障害:額や頬のしびれ・感覚の変化が長く残ることがあります.
• まれにおこる重い合併症:皮ふの壊死(ただれること),大きな出血など.